建築馬鹿の日記 ・ 型枠存置期間

  U65、日本の上空にはいろんな物が飛び交って騒がしいが、現場は、2階立上り3階床のコンクリート打設を終え、2階壁の型枠(せき板)脱型の段取りとなる。鉄筋コンクリート工事には、色々な基準があるが、根幹となるものは[JASS5鉄筋コンクリート工事]であり。優先順位は、設計図書の特記記載事項となる。

  型枠脱型に関しては、[型枠存置期間]に記載され、①材令管理と②強度管理の二つからどちらかを選択し、脱型を行う。当現場では、施工計画書で強度管理を選択し、実施している。 呼び強度30N/m㎡・平均気温22度で想定し、27時間で6N/m㎡以上確保できると目論む。

[材令管理]とは、セメントの種類と平均気温で所定の材齢に達したら型枠(せき板)を脱型して良いと言う規定で通常使用  
      される普通ポルトランドセメントの場合
          平均気温20℃以上の場合は材齢4日以上で脱型できる。
          平均気温20℃未満、10℃以上の場合は材齢6日以上で脱型できる。
          コンクリート圧縮強度試験は不要となる。

[強度管理]とは、計画共用期間の級が短期及び標準の場合は構造体コンクリートの圧縮強度が5N/m㎡以上に達した場合脱型
         できる。
         計画共用期間の級が長期及び超長期の場合は構造体コンクリートの圧縮強度が10N/m㎡以上に達した場合
         脱型できる。
         材齢経過日数は不要となる。

 但し、両方共に、所定の日数まで湿潤養生を行う場合のみ適用できる。(適時、ハイウォシャーによる散水を行う)

  以前、夏場、1m×2mの特注パネコートを製作し、外壁純粋打ち放しの型枠存置期間を10日間と指示され行った事があるが、外気温とコンクリート中の水分の影響で、パネコートの塗装がはげ、コンクリート表面にこびり付き、ファンデコート仕上げとなった事がある。

  型枠脱型のタイミングはやはり、過去の経験値から外気温と呼び強度で圧縮強度を推定し、仮設物荷重と工程をにらみ推考するのが、ベストである。支保工撤去は長くなるので、またの機会とする。

 

by hyu-ga0507 | 2017-09-29 00:01 | Comments(0)

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